派遣社員と正社員の違い >> 雇用契約を結ぶまで >> 雇用契約

雇用契約

雇用契約

正社員というのは、企業と期限のない雇用契約を結んだ従業員のことをいい、雇用期間に期限がないために企業側からの一方的な都合によって雇用契約を解除される心配があまり多くなくて、一般に長期間にわたる勤務が可能です。

さらに解雇に関しても一定の条件が必要になるために、比較的安定した雇用契約であるとされています。

一方契約社員の場合は、雇用期間が予め定められていて派遣先の業績が悪化した場合には、雇用契約を解除されることもあって、収入面においては安定していないというデメリットもあります。

そして最近ではこのデメリットを解消するものとして、正社員への登用を前提にした“紹介予定派遣”や正社員として派遣される“特定労働者派遣”という新しい形態も登場してきています。

また、正社員の場合は「雇用契約を結んでから仕事を始める」という順序は狂うことがありませんが、派遣の場合は、派遣先は「1日でも早く来て欲しい」などと切迫した状況であることが多いために雇用契約を結ぶ前に仕事が始まるということも珍しくはありません。

そして、正社員として働く場合は、雇用契約を結んだ会社で会社が定めた就業規則に従って業務を遂行することを求められますが、派遣社員の場合は派遣会社と雇用契約を結んで派遣契約時に、派遣会社は派遣社員に契約書類と一緒に、“労働条件通知書”“就業条件明示書”という書類を渡さないといけないことが、労働基準法に定められています。

派遣会社はこの時点で派遣社員と雇用契約を結ぶことになりますが、同時に派遣先の企業とも同様の契約を結びます。

これには正社員の“就業規則”とは少し違っていて“契約期間”、“就業場所”、“業務内容”、“就業時間帯と休憩時間”、“時間外労働やシフト制度の有無”、“休日や休暇”、“賃金の支払いに関する事項”、“退職に関する事項”などが記載されています。

そして、正社員の契約と違ってその文書には“派遣元”“派遣先”という言葉が頻繁に出てきます。

次に、“昇給”、“退職手当”、“賞与”、“最低賃金”、“派遣社員が負担する費用”などに関して説明を受けますが、これは文書でなくても口頭で済ませて良いことになっているので、あとでトラブルにならないためにもメモをとっておくようにしましょう。

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