
現在日本で“派遣社員”として働いている人は全国で200万人いて、前にパートやアルバイト、契約社員をやっていて派遣社員を選んだ人が全体の30%、前に正社員をやっていて今度は派遣社員を選んでいる人が全体40%いてそれぞれにいろいろな働き方をしています。
そして前者の30%を占めている人たちはまた、「正社員になれなかったから、仕方なしに派遣を選んだ」という人や「好きな時間に好きな仕事ができるから」、「短期間でお金をためて新しいスキルを身に付けるための資金にしたいから」など精神面においてもその意欲のレベルは違っていますが、全体的には“正社員志向”が強いと言われます。
つまり、“派遣”を正社員になるための1ステップとして捉えていて正社員のメリットを強く意識しているために、派遣社員としての待遇に対する満足度が比較的低いようです。
また後者の正社員から派遣社員になった40%を占める人たちというのは、「人間関係に疲れたために 」「自分のやりたい勉強をする時間がないので」などと、正社員のデメリットに我慢できなくなって派遣社員に転向している人が多いために、待遇面に対しても比較的満足度は高いと言われています。
私の知人に大手の自動車会社に総合職で採用されて、同期の新入社員の中でもその存在が一際目立っていた女性がいました。
頭が良いだけでなく華やかで明るい彼女は上司からの評価も高く、先輩の男性社員たちを追い抜いて管理職に抜擢されました。
仕事を持ち帰って夜遅くまでやったり、以前にも増して彼女はコツコツと努力をしていました。 ところが数ヶ月経ったころに電話がかかってきて、「怖くて、手が震えて、職場のドアを開けることができなくなった」と言うのです。
彼女は会社を退職してしばらく静養し、今は心のリハビリを兼ねて派遣の仕事に就いています。
「人がこわくなった」と言っていた彼女は人間関係があまり負担にならないような仕事を選んで、少しずつ自信を取り戻しつつあります。
今の仕事の契約期間をクリアするころには、試練を乗り越えて彼女は以前にも増して精神力のある魅力的な女性に成長していることだろうと思います。
彼女のように、派遣のメリットを利用した働き方をしている人もたくさんいます。
派遣社員と正社員の違いは、派遣社員と正社員との違いを解説しています。
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